国や会社に依存しない生き方の始め方 その2

国や会社に依存しない生き方の始め方

 

皆さんは雇われない生き方を目指して、日々挑戦を繰り返していることと思います。

そんな方々のお役に立てればと思い、雇われない生き方の始め方をまとめてみました。

 

なぜやるのか、その理由を明確にする

まずは、なぜやるのか?という理由を明確にすることで、あなた自身の軸を形成してゆきます。

なぜあなたは雇われない生き方を目指そうと思ったのでしょうか?
そして最終的にはどうなりたいのでしょうか?

この2点をひたすら自問自答してみて下さい。

ただここで気をつけることは、わくわくする、ということです。
いやいややっていても結果はついてきません。
まずは楽しむのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わくわくするビジョンは描けましたか?

最終的に思い描く理想のビジョンとそのビジョンを達成するための強い動機の2点が、これからの時代のビジネスを始めるには必須となります。

 

ゴールデンサークルについて

ゴールデンサークルとは、サイモン・シネック氏が提唱している理念です。

彼は、ものすごい業績にはどんな要因があるのか、を調査していたところある共通点に気づきました。macを開発したアップル、市民権運動を統率したマーティン・ルーサー・キング氏、世界初の飛行に成功したライト兄弟、といった偉業を成し遂げる人たちにはある共通点があるのです。

ある共通点とは、彼らはみな共通の考え方、行動の仕方、思考をしていたのです。
そしてそれら一般の人たちのそれとは真逆のものでした。

彼らの考えは、「何を」「どうやって」「なぜ」という3つのキーワードで説明することができます。
例えばアップルの場合。
普通のコンピューターを販売する会社であれば、次のような謳い文句で商品を販売するでしょう。

「私達は素晴らしいコンピューターをつくっています。ファッショナブルなデザイン、操作はシンプルでユーザーフレンドリー。どうですか?」

ただアップルは別の言い方をします。

「私達は世界を変えられると信じています。そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。世界を変えるために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力するうちに、このような製品ができあがりました。おひとついかがでしょうか?」

どちらが、購入したいと思える文章でしょうか?断然、後者の方が心に響くものだと思います。
後者の方が心に響く要因はなぜやるのかという「ビジョン」が明確だからです。
アップルは世界を変えるというビジョンを持っています。そしてそのビジョンを実現するために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力した結果として、コンピューターが出来上がったのです。

世界を変えるというビジョンに共感する人たちのおかげで、結果的にアップルは大成功しました。

新時代のビジネスでは単に「もの」を提供するのではなく「ビジョン」に共感してもらうことが成功への鍵となってきます。
そして、ビジョンとは自分の中から生まれてくるものです。
常になぜ?と自問自答を続けることによって、ビジョンを明確化してゆきましょう。

働くとは楽しいことである

生涯を通じて打ち込める仕事を持てるかどうかで、人生の幸不幸が決まります。
まず、働く意義を見つけることです。

これは京セラを創設し、日本で最も有名な経営者である 稲盛和夫 さんの言葉です。

働くとは楽しいものです。
働けば働くほど、わくわくする未来へ近づくことができるのですから。

雇われない生き方を目指す人は、まず目指すべきビジョンを明確にし、それに対してわくわくせずにはいられない状態を作り上げて下さい。
それが国や会社に依存しない自立した生活を手に入れるために必要なマインドです。

 

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この記事の著者

藁谷正樹

藁谷正樹CREVA代表、ソーシャルイノベーション実践会 主宰

藁谷 正樹(わらがい まさき)
1981年三重県生まれ。
クライアントの夢を実現させるプロフェッショナル。

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